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2012.10〜2019.10
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(誰だろう、この人。なんか、金髪で白くてさっそうと現れて……ちょっと王子っぽい……)仲謀の見た目はまさに王子なんですよね!
「―――おい、ぼけっとしてんじゃねえよ。どけ」その見た目に反して、第一声がこれですよ。
花「すみません、もしかして仲謀さんですか?」花ちゃんの反応がいちいちウケる。
仲「様だろ、仲謀様」
花「―――仲謀、様ですか」
花「諸葛孔明の弟子の山田花といいます」
仲「弟子?女なんか弟子にするとは!」
(な、なんかこの人、ちょっと失礼だな……)
公「そして、この方が孫家当主の孫仲謀様です」心の中ではさっきから失礼なことばかり考えてる花ちゃんですが、さすがに口には出しません。
花「え!?」
(この若い子のほうが当主だったんだ……。私と同じくらいに見えるけど……)
仲「なんだよ?」
花「い、いえ……」
花「……やっぱり、怖いですよね。何十万て大軍なんて」花ちゃん、仲謀の機嫌を逆なでしまくりw
仲「ああ?今なんて言った」
花「え?兵力が違うし戦うのは怖いのかなと……」
仲「わざわざここまで乗り込んできて、この俺様を侮辱するとはいい度胸してるじゃねえか……」
仲「……おい」↑この時の仲謀の表情がいい。
花「……」
仲「おい」
花「うわっ、な、なんですか」
仲「俺様に言うことはねえのかよ」
(言うこと……)
(相変わらずえらそうだけど……私もちょっと言いすぎたんだし……)
(ちゃんと話をしなくちゃいけないんだから、まずは謝ろう)
花「……さっきはちょっと言い過ぎました」
仲「それだけか」
花「すみませんでした」あっさり牢から出してくれる仲謀。
仲「ふん、わかればいい。最初からそうやって素直にしてればいいんだよ。寛大な俺様に感謝するんだな」
花「え、ええ!?」会話があんまりかわいいんで、全部書き出したくなっちゃうw
仲「なんでお前がそこまで驚くんだよ。一緒に来るはずが手違いではぐれたと言っていたぞ」
花「……あの、孟徳さんについてどう思っていますか」花ちゃん、ちょっと仲謀を見直した様子。
仲「気に食わねえ。漢王朝の威光をかさに好き放題やってやがるからな」
「気に食わねえが、孫家にはこの地を守る義務がある」
(だから戦場にはできないってことか……。この人もちゃんと自分が治めるところのことを考えてるんだな)
花「玄徳さんも、孟徳さんも、あなたも皆そこに住む人のことを考えてる……」いつの間にか、花ちゃんのことを見くびらないで同じ目線で、対等な口を聞くようになってきてるよね、仲謀。
「戦いさえなければ皆普通に暮らせるのに、って思ったらなんか……わかんなくなっちゃって」
仲「……それで、お前は何がしてえんだよ」
仲「玄徳が降伏を考えていないなら、俺たちが孟徳に降伏したら玄徳たちはまた負ける。それは変えられねえんだろ」
「それならやっぱりお前は俺を動かすしかないんじゃねえのか」
仲「俺を動かしてみろよ。できるもんならな」
仲「向こうの頼みの荊州の水軍も、この短期間じゃまとめきれないだろうし、そこに勝機があると言いたいのか?」このやりとりがとっても好きです。(笑顔)
花「はい……多分」
仲「多分かよ。頼りねえな」
「まあいい。はっきり頷かれたらそれはそれで胡散臭くて苛々するからな」
(わ、わがままだな、この人……)
仲「ただの師匠の飾りでくっついてきたのかと思ったが……、そうでもなかったみてえだな」仲謀が認めたよ!!
「それなりに考える頭も話す口もあるってことか……」
仲「……とにかく、劉玄徳としてはどうあっても、揚州を盾にしたいってわけだな」このやりとりも大好きです。(笑顔)
花「……」
(……玄徳さんたちや自分を助けるために、戦ってもらう)
(もうあんなに戦いは嫌だと思ってたのに、結局揚州の平穏を乱す……)
花「すみません」
仲「そこで謝るのかよ」
花「自分たちのために戦ってほしいと思ってるところは変えられないですし……」いやー、何て言うか、二人ともホント真っ直ぐですよね!
仲「ばかじゃねえの。正直に謝ってどうすんだよ」
仲「お前の話はわかった。あとはこっちで話し合って結論を出す。それまでその部屋で大人しく待ってろ」
(わー……大通りからこの城まですごい人ごみ。パレードみたい)やっぱ、仲謀ってアイドルなんだな!ww
(でも戦争に勝利して帰ってきたんだから、凱旋パレードみたいなものなのかな)
侍女「きゃあ!いらっしゃったわ!」
花「?」
子敬「おお、丁度、仲謀様がいらっしゃるようだ。どれ、少し待っていようかの」
(仲謀さん?さっきの女の人って仲謀さんのことを言ってたのかな……?)
侍女「きゃあ!仲謀様ーー!!」
花「え……」
街の女「お帰りなさいませ、仲謀様ーー!」
侍女「きゃあ、目があっちゃった!」
(……ま、まんがだ)
街の女二「きゃあ、かっこいいー!」
侍女「仲謀様ー、素敵ーー!」
(空港に着いたスターだ)
侍女「仲謀様ー!」
仲「子敬!戻ってたのか」
(スター……)
仲「あ?お前、玄徳のところの……」こんだけちやほやされてても、やっぱり口が悪い仲謀様w変わらないアナタが素敵ですw
花「こ、こんにちは」
仲「なんで、こいつがこんなところにいるんだ?」
仲「……おい、お前」もうこの会話がさあ、かわいいよね~ホント。
花「はい」
仲「滞在は認めてやってもいい」
「ただし、俺様の命令には大人しく従え。ちょっとでも妙な真似しやがったら、すぐに追い出すからな」
花「大人しくはしてるつもりですけど……」
仲「なんだよ、なんか文句でもあんのか」
花「命令に従うかどうかは、命令にもよると、思います……」
仲「ああ?」
「……俺様に刃向かうとはいい度胸してんじゃねえか」
「いいか、この城にいる限りは従え。それが条件だ。いやなら出て行け」
花「あの、そもそも、無理に滞在させてもらわなくても……」
仲「それは、従うくらいなら出て行ったほうがましだっつう意味か」
花「そ、そこまでは言ってません」
花「あの、仲謀さんは―――」
仲「様だっつってんだろ。仲謀様」
花「……その、様は、荊州から孟徳軍が退いていったらどうするつもりなんですか?」
尚「兄上!!」この言い方がかわいいのなんの。
仲「なんだよ」
尚「女子(おなご)がいます!」
喬「あれ?女の子だ」めっちゃ賑やか!
花「……こ、こんにちは」
喬「あー!仲謀が女の子連れ帰ってきたー!」※ごめん、どっちがどっちの声かわからなかった^^;
喬「手篭めにするつもりだ」
仲「違う!変な言い方するな!」
喬「じゃあ何するつもり?」
仲「しねえよ、何も!するか、こんなの!」
花「こ、こんなの……」
仲「……なんだよ」花ちゃん、どうやら仲謀に嫌われてると思ってるらしい。
花「え?」
仲「にやにやするな」
花「す、すみません」
仲「……」
(な、なんでこう、いちいち機嫌が悪くなるんだろう)
(そんなに気に食わないのかな、私のこと……)
仲「……待てよ」花ちゃん、時々面白いんだよなw
花「すぐに新しいお酒をもらってきますから―――」
仲「こぼしただけじゃねえ。全部かかってんだよ、この俺様に」
(あ……目測を誤った……)
花「え、ええと、じゃあ新しい服を持ってきて―――」
仲「かかったのは顔と頭だ」
花「じゃ、じゃあ新しい頭を―――」
仲「持ってこれんのか」
花「……」
(この人の頭がアンパンでできてればよかったのに)
仲「……。……どうせ持つなら、責任をもってちょっと付き合え」花ちゃん!!言うねw
花「え……!」
(ヤンキーに絡まれて、連れて行かれるような展開だ……)
(それにしても……水もしたたるってこういうことなのかな。本当に顔はかっこいいのに……)その後、酒を抜くと言ってじっと立っている仲謀。
仲「……」帰ろうとすると引き止めるところを見ると、仲謀、花ちゃんのことかなり気に入ってるよね、やっぱり。
花「……でも、風邪ひいちゃいますよ」
仲「……」
花「……いつまでここにいるんですか?」
仲「……」
花「……私はもう帰ってもいいんでしょうか?」
仲「お前のせいなんだから付き合え」
花「……は、はあ」
花「でも、仲謀さんも―――」結局仲謀の歳はこの時点ではわからず。
仲「様」←いちいちウケるw
花「様も、十分まだ子供らしいですよね。性格とか……」
仲「―――んだと?」
「お前、喧嘩売ってんのか」
仲「な、んだよ、これ。おいどうなってんだよ!」自分の意志でここに来たわけではないことを、ようやくわかってもらえました。
花「―――え、仲謀さん!?」
仲「てめえ、何をした?ここはどこだ」
花「ど、こって言われても……」
仲「おい、何が目的だ?玄徳の差し金か?俺をこんなところに連れてきてどうする」
仲「お前一匹はどうにかしろよ」結局花ちゃんが逃げ回っていると、仲謀が助けてくれました。
花「は?」
仲「俺様に喧嘩売るとは身の程知らずの犬畜生が」←聞いちゃいねーw
花「じゃあ急いで助けないと―――」操縦うまいなーー!!w
仲「助けないと?お前、今だってなんにもしなかっただろうが」
花「じゃ、じゃあ助けてもらわないと」
仲「助けてもらわないと?誰に言ってんだ?」
花「こ、この、強いお兄さんに……」
少年「……強いお兄さん?」
花「うん。この強いお兄さんに助けてもらわないと……」
仲「俺様は揚州をまとめる孫―――」過去に飛ばされた時、他のキャラのルートだと、だいたいパートナーの方がしっかりしてたんですが、今回は花ちゃんの方が機転を利かせてますw
花「あ、あの!」
仲「あ?」
花「え、っと、私たちは揚州の京から来ました。私が花で、彼が―――」
「お、弟の仲謀です」
仲「な―――?」
花「仲謀さ―――、いや、仲謀。光和四年って何があった年?」今まで一応素直に従ってた花ちゃんが、ついに逆らったww
仲「お前な、様をつけろと―――」
花「何があった年?」
仲「くそっ、なんでこんなことに……」毎回面白すぎるんですが。
花「不安、だよね、ごめん……。でも、絶対帰れるから」
仲「―――んで、お前はそんなに落ち着いてんだよ」
花「え……」
「自分よりも焦ってる人がいると落ち着くのかな……」
仲「喧嘩売ってんのか」
仲「どうでもいいが、なんでお前はいつまでもその話し方なんだよ」悪びれない花ちゃんww
花「え、あ、ごめん。話しやすくて」
仲「大体何が姉弟だ。俺様とお前じゃ似ても似つかねえじゃねえか」うん、やっぱり気にしてるのはそこだよねw
花「え、ええと、ほら腹違いの姉弟ってことで……」
仲「重なるところがどこにもねえし」
花「……でも、こんな山の中に二人でいるなんておかしいから」
仲「お前が姉ってのも納得いかねえ」
花「だって……、何歳?」というわけで、めでたく仲謀は年下と判明しましたw
仲「お前はいくつなんだよ」
花「十七」
仲「……」
花「私のほうが上、だよね?」
仲「うるせえな!そういう問題じゃない。立場の話をしてるんだ」
花「だから、今はその立場を隠したほうがいいんだし……」
仲「……」