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ボニエトラ(跡地)

2012.10〜2019.10

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仲謀(前半)

仲謀、書いてるうちに長くなったので2回に分けることにしました。
後半はまだ白紙ですがw
贔屓とかそういうんじゃ、ないんだからね!

そうそう、以前、玄徳、孔明、仲謀の3人しか2周目をやってないと言いましたが、記憶違いでした。
孟徳と公瑾と子龍くんも2周目やってたわ、そういえばw
いずれ残り7人についても軽く触れてみたいなあ…と思って…はいます。(←弱気)
キュンキュンしたかどうかは別にして、やっぱりみんな好きなんで。

さて、3人目、仲謀。
仲謀はね、個人的に好みドストライクなんですよ…。
俺様な自信家に弱いんだよなー、私。
それがたとえ強がりでもね。
男の子はね、弱みなんか見せなくていいの!
悩みを感じさせず、ポジティブに真っ直ぐ自分を貫いてるところがいいんですよ、仲謀は。
あと、年下の成長株なとこも非常に好み。

そして、あの仲謀軍の雰囲気がすごく好きです。
ワイワイ賑やかで。
最初はよそ者の花ちゃんだけど、いつの間にか仲間として受け入れてくれてるんだよなあ。
仲謀ルートに入ると、自然と顔がニコニコしちゃうw
そんな仲謀軍をひっくるめて、仲謀というキャラが好きなのです。

森久保さんも個人的に結構好きなんですよね~。(ラジオとかの印象が)
最近ちょっと注目声優さんです。
三国恋戦記~オトメの兵法!~仲謀の初登場シーン。
孔明と一緒に、玄徳軍の使者として同盟を働きかけるため、仲謀軍にやってきた花ちゃん。
孔明はふらりと出かけてしまい、なかなか戻ってきません。
探しに出る花ちゃんに、仲謀軍の兵士がナンパしてきますw


そこに仲謀が現れ、花ちゃんに絡んでる兵士にぶっきらぼうに声をかけると、兵士はそそくさと去って行きます。
一応助けてくれたようです。
(誰だろう、この人。なんか、金髪で白くてさっそうと現れて……ちょっと王子っぽい……)
仲謀の見た目はまさに王子なんですよね!
金髪で色白ですらっとして目も青みがかってて、モフモフを乗っけててw
私の中の中国人イメージをあっさり覆してくれました。三国志ってこういうビジュアルもアリなんだ!って目からウロコ。
てか、てっきり北欧かどっかの血が入ってる設定かと普通に思った。
「―――おい、ぼけっとしてんじゃねえよ。どけ」
その見た目に反して、第一声がこれですよ。
この口の悪さ!キュン!!(←おい)
一言二言仲謀と言葉を交わした花ちゃんは、感じ悪いな、という印象を持ちますw

公瑾さんもやってきて、仲謀に声をかけます。
この2人が、はるばる自分達が訪ねてきた相手だと気づいた花ちゃん。
花「すみません、もしかして仲謀さんですか?」
仲「様だろ、仲謀様」
花「―――仲謀、様ですか」

花「諸葛孔明の弟子の山田花といいます」
仲「弟子?女なんか弟子にするとは!」
(な、なんかこの人、ちょっと失礼だな……)
花ちゃんの反応がいちいちウケる。
公「そして、この方が孫家当主の孫仲謀様です」
花「え!?」
(この若い子のほうが当主だったんだ……。私と同じくらいに見えるけど……)
仲「なんだよ?」
花「い、いえ……」
心の中ではさっきから失礼なことばかり考えてる花ちゃんですが、さすがに口には出しません。
賢明な判断ですw
孔明がいないのでは話にならないという二人を、何とか引き止める花ちゃん。
それなら情報を寄こせ、と仲謀。
話をしているうちに、仲謀軍は玄徳軍との同盟には乗り気ではないとわかってきます。
花「……やっぱり、怖いですよね。何十万て大軍なんて」
仲「ああ?今なんて言った」
花「え?兵力が違うし戦うのは怖いのかなと……」
仲「わざわざここまで乗り込んできて、この俺様を侮辱するとはいい度胸してるじゃねえか……」
花ちゃん、仲謀の機嫌を逆なでしまくりw
いやー、この二人の会話はいいですね。思春期真っ盛りって感じ。
仲謀の若い当主だからこその、この偉そうな態度がたまらない。
なんだかほのぼのしちゃいます。
その後も花ちゃんはいたってマイペースで、仲謀がそれにまんまと煽られw花ちゃんは最終的に牢に入れられてしまうのでした。

しばらくすると牢に、仲謀様が直々にwやってきます。
仲「……おい」
花「……」
仲「おい」
花「うわっ、な、なんですか」
仲「俺様に言うことはねえのかよ」
(言うこと……)
(相変わらずえらそうだけど……私もちょっと言いすぎたんだし……)
(ちゃんと話をしなくちゃいけないんだから、まずは謝ろう)
花「……さっきはちょっと言い過ぎました」
仲「それだけか」
↑この時の仲謀の表情がいい。
花「すみませんでした」
仲「ふん、わかればいい。最初からそうやって素直にしてればいいんだよ。寛大な俺様に感謝するんだな」
あっさり牢から出してくれる仲謀。
どうやら雲長さんが機転を利かせて、花ちゃんの方が正式な使者だと言ってくれたようです。
花「え、ええ!?」
仲「なんでお前がそこまで驚くんだよ。一緒に来るはずが手違いではぐれたと言っていたぞ」
会話があんまりかわいいんで、全部書き出したくなっちゃうw

部屋に戻るまでの道のりで、花ちゃんは仲謀と二人で会話する機会を得られます。
花「……あの、孟徳さんについてどう思っていますか」
仲「気に食わねえ。漢王朝の威光をかさに好き放題やってやがるからな」
 「気に食わねえが、孫家にはこの地を守る義務がある」
(だから戦場にはできないってことか……。この人もちゃんと自分が治めるところのことを考えてるんだな)
花ちゃん、ちょっと仲謀を見直した様子。
言葉を交わすうちに、仲謀の方も花ちゃんの考え方に少し共感を持ったようです。
花「玄徳さんも、孟徳さんも、あなたも皆そこに住む人のことを考えてる……」
 「戦いさえなければ皆普通に暮らせるのに、って思ったらなんか……わかんなくなっちゃって」
仲「……それで、お前は何がしてえんだよ」

仲「玄徳が降伏を考えていないなら、俺たちが孟徳に降伏したら玄徳たちはまた負ける。それは変えられねえんだろ」
 「それならやっぱりお前は俺を動かすしかないんじゃねえのか」
 
仲「俺を動かしてみろよ。できるもんならな」
いつの間にか、花ちゃんのことを見くびらないで同じ目線で、対等な口を聞くようになってきてるよね、仲謀。
口で言うほど、年齢とか性別とか、それほど気にしないタイプなのかも。
これまた意外と柔軟なところに好印象。
自分も若くして偉い立場にいるからってのもあるだろうけど。
仲「向こうの頼みの荊州の水軍も、この短期間じゃまとめきれないだろうし、そこに勝機があると言いたいのか?」
花「はい……多分」
仲「多分かよ。頼りねえな」
 「まあいい。はっきり頷かれたらそれはそれで胡散臭くて苛々するからな」
(わ、わがままだな、この人……)
このやりとりがとっても好きです。(笑顔)
いつもニヤニヤしちゃう。
仲「ただの師匠の飾りでくっついてきたのかと思ったが……、そうでもなかったみてえだな」
 「それなりに考える頭も話す口もあるってことか……」
仲謀が認めたよ!!
仲「……とにかく、劉玄徳としてはどうあっても、揚州を盾にしたいってわけだな」
花「……」
(……玄徳さんたちや自分を助けるために、戦ってもらう)
(もうあんなに戦いは嫌だと思ってたのに、結局揚州の平穏を乱す……)
花「すみません」
仲「そこで謝るのかよ」
このやりとりも大好きです。(笑顔)
花「自分たちのために戦ってほしいと思ってるところは変えられないですし……」
仲「ばかじゃねえの。正直に謝ってどうすんだよ」

仲「お前の話はわかった。あとはこっちで話し合って結論を出す。それまでその部屋で大人しく待ってろ」
いやー、何て言うか、二人ともホント真っ直ぐですよね!
若さゆえの真っ直ぐさ。すがすがしい。
仲謀も結構話をきちんと聞いてくれるタイプなんだよね!
最後はなんだかちょっと友好的だし。

こうして、仲謀を見事動かすことに成功した花ちゃん。
めでたく玄徳軍と仲謀軍は同盟を結びます。

その後花ちゃんは公瑾と共に仲謀軍でひと働き。
孟徳軍を破り、玄徳軍に戻れるかと思いきや、仲謀を追っているうちに、成り行きで京に辿り着いてしまいます。
ここで仲謀と再会する花ちゃん。
凱旋した仲謀は、すごい人気っぷりでした。
(わー……大通りからこの城まですごい人ごみ。パレードみたい)
(でも戦争に勝利して帰ってきたんだから、凱旋パレードみたいなものなのかな)
侍女「きゃあ!いらっしゃったわ!」
花「?」
子敬「おお、丁度、仲謀様がいらっしゃるようだ。どれ、少し待っていようかの」
(仲謀さん?さっきの女の人って仲謀さんのことを言ってたのかな……?)
侍女「きゃあ!仲謀様ーー!!」
花「え……」
街の女「お帰りなさいませ、仲謀様ーー!」
侍女「きゃあ、目があっちゃった!」
(……ま、まんがだ)
街の女二「きゃあ、かっこいいー!」
侍女「仲謀様ー、素敵ーー!」
(空港に着いたスターだ)
侍女「仲謀様ー!」
仲「子敬!戻ってたのか」
(スター……)
やっぱ、仲謀ってアイドルなんだな!ww
花ちゃんの冷静なツッコミがイカシます。
花ちゃんに気付く仲謀。
仲「あ?お前、玄徳のところの……」
花「こ、こんにちは」
仲「なんで、こいつがこんなところにいるんだ?」
こんだけちやほやされてても、やっぱり口が悪い仲謀様w変わらないアナタが素敵ですw
仲「……おい、お前」
花「はい」
仲「滞在は認めてやってもいい」
 「ただし、俺様の命令には大人しく従え。ちょっとでも妙な真似しやがったら、すぐに追い出すからな」
花「大人しくはしてるつもりですけど……」
仲「なんだよ、なんか文句でもあんのか」
花「命令に従うかどうかは、命令にもよると、思います……」
仲「ああ?」
 「……俺様に刃向かうとはいい度胸してんじゃねえか」
 「いいか、この城にいる限りは従え。それが条件だ。いやなら出て行け」
花「あの、そもそも、無理に滞在させてもらわなくても……」
仲「それは、従うくらいなら出て行ったほうがましだっつう意味か」
花「そ、そこまでは言ってません」

花「あの、仲謀さんは―――」
仲「様だっつってんだろ。仲謀様」
花「……その、様は、荊州から孟徳軍が退いていったらどうするつもりなんですか?」
もうこの会話がさあ、かわいいよね~ホント。
いちいち控えめに反論する花ちゃんに、いちいち反応する仲謀。
いいコンビだ…。

そして、仲謀の妹、尚香ちゃん登場!
この子もまたカワイイんだわ~。
花ちゃんに気付いた時の反応。
尚「兄上!!」
仲「なんだよ」
尚「女子(おなご)がいます!」
この言い方がかわいいのなんの。
もう何?このカワイイ兄妹!

さらに、大喬ちゃん小喬ちゃん姉妹も登場。
喬「あれ?女の子だ」
花「……こ、こんにちは」
喬「あー!仲謀が女の子連れ帰ってきたー!」※ごめん、どっちがどっちの声かわからなかった^^;
喬「手篭めにするつもりだ」
仲「違う!変な言い方するな!」
喬「じゃあ何するつもり?」
仲「しねえよ、何も!するか、こんなの!」
花「こ、こんなの……」
めっちゃ賑やか!
仲「……なんだよ」
花「え?」
仲「にやにやするな」
花「す、すみません」
仲「……」
(な、なんでこう、いちいち機嫌が悪くなるんだろう)
(そんなに気に食わないのかな、私のこと……)
花ちゃん、どうやら仲謀に嫌われてると思ってるらしい。
まさか!どこから見ても気に入ってるでしょw

その夜、下戸の兵士に、俺様の酒が飲めないのか?と絡んでいる仲謀を見つける花ちゃん。
お酒がなくなれば兵士を助けられると思い、さりげなくお酒をこぼします。
…が、そうは上手くいかなかった。
仲「……待てよ」
花「すぐに新しいお酒をもらってきますから―――」
仲「こぼしただけじゃねえ。全部かかってんだよ、この俺様に」
(あ……目測を誤った……)
花「え、ええと、じゃあ新しい服を持ってきて―――」
仲「かかったのは顔と頭だ」
花「じゃ、じゃあ新しい頭を―――」
仲「持ってこれんのか」
花「……」
(この人の頭がアンパンでできてればよかったのに)
花ちゃん、時々面白いんだよなw
しっかし、この二人の会話は毎回漫才だな。
仲「……。……どうせ持つなら、責任をもってちょっと付き合え」
花「え……!」
(ヤンキーに絡まれて、連れて行かれるような展開だ……)
花ちゃん!!言うねw

連れて行かれたのは井戸でした。
頭にかかった酒を流してあげる花ちゃん。
ついでに、仲謀の髪がやわらかいな、とかきれいな金髪、とか思います。
仲謀の方も、何か意識したのか、もういい、と花ちゃんを制します。
(それにしても……水もしたたるってこういうことなのかな。本当に顔はかっこいいのに……)
その後、酒を抜くと言ってじっと立っている仲謀。
仲「……」
花「……でも、風邪ひいちゃいますよ」
仲「……」
花「……いつまでここにいるんですか?」
仲「……」
花「……私はもう帰ってもいいんでしょうか?」
仲「お前のせいなんだから付き合え」
花「……は、はあ」
帰ろうとすると引き止めるところを見ると、仲謀、花ちゃんのことかなり気に入ってるよね、やっぱり。
もちろん花ちゃんがそんなことに気付くわけはありませんがw

仲謀がこうして頭を冷やしているのは、反省をしてるんだ、と気づく花ちゃん。
仲謀には全力で否定されますがw
花ちゃんが、お酒は子供の体には毒なんじゃ、と言うと、お前と一緒にすんなと仲謀。
花「でも、仲謀さんも―――」
仲「様」←いちいちウケるw
花「様も、十分まだ子供らしいですよね。性格とか……」
仲「―――んだと?」
 「お前、喧嘩売ってんのか」
結局仲謀の歳はこの時点ではわからず。

さて、翌朝仲謀と二人、花ちゃんは過去に飛ばされるのでありました。

過去に飛ばされた時の仲謀の反応は、あらゆる意味で予想通りw
仲「な、んだよ、これ。おいどうなってんだよ!」
花「―――え、仲謀さん!?」
仲「てめえ、何をした?ここはどこだ」
花「ど、こって言われても……」
仲「おい、何が目的だ?玄徳の差し金か?俺をこんなところに連れてきてどうする」
自分の意志でここに来たわけではないことを、ようやくわかってもらえました。
その後、少年(亮くん)を野犬から助ける二人。
仲「お前一匹はどうにかしろよ」
花「は?」
仲「俺様に喧嘩売るとは身の程知らずの犬畜生が」←聞いちゃいねーw
結局花ちゃんが逃げ回っていると、仲謀が助けてくれました。
そしてお礼を言おうとするけど、それまた聞いちゃいねー。
仲謀はホントかわいいなw

少年から事情を聞く二人。少年の父親が野犬に追いかけられているとわかります。
花「じゃあ急いで助けないと―――」
仲「助けないと?お前、今だってなんにもしなかっただろうが」
花「じゃ、じゃあ助けてもらわないと」
仲「助けてもらわないと?誰に言ってんだ?」
花「こ、この、強いお兄さんに……」
少年「……強いお兄さん?」
花「うん。この強いお兄さんに助けてもらわないと……」
操縦うまいなーー!!w
仲謀、悪い気はしなかったようで、助けに向かってくれました。

少年の父親を助け、名前を聞かれる仲謀。
仲「俺様は揚州をまとめる孫―――」
花「あ、あの!」
仲「あ?」
花「え、っと、私たちは揚州の京から来ました。私が花で、彼が―――」
 「お、弟の仲謀です」
仲「な―――?」
過去に飛ばされた時、他のキャラのルートだと、だいたいパートナーの方がしっかりしてたんですが、今回は花ちゃんの方が機転を利かせてますw
花「仲謀さ―――、いや、仲謀。光和四年って何があった年?」
仲「お前な、様をつけろと―――」
花「何があった年?」
今まで一応素直に従ってた花ちゃんが、ついに逆らったww
まあ、今回は身分を隠してるからしょうがないんですが。

父子と別れて、仲謀に今置かれている事態を説明する花ちゃん。
早く元のところに帰せと、イラつく仲謀。
仲「くそっ、なんでこんなことに……」
花「不安、だよね、ごめん……。でも、絶対帰れるから」
仲「―――んで、お前はそんなに落ち着いてんだよ」
花「え……」
 「自分よりも焦ってる人がいると落ち着くのかな……」
仲「喧嘩売ってんのか」
毎回面白すぎるんですが。
仲「どうでもいいが、なんでお前はいつまでもその話し方なんだよ」
花「え、あ、ごめん。話しやすくて」
悪びれない花ちゃんww
仲「大体何が姉弟だ。俺様とお前じゃ似ても似つかねえじゃねえか」
花「え、ええと、ほら腹違いの姉弟ってことで……」
仲「重なるところがどこにもねえし」
花「……でも、こんな山の中に二人でいるなんておかしいから」
仲「お前が姉ってのも納得いかねえ」
うん、やっぱり気にしてるのはそこだよねw
花「だって……、何歳?」
仲「お前はいくつなんだよ」
花「十七」
仲「……」
花「私のほうが上、だよね?」
仲「うるせえな!そういう問題じゃない。立場の話をしてるんだ」
花「だから、今はその立場を隠したほうがいいんだし……」
仲「……」
というわけで、めでたく仲謀は年下と判明しましたw
それにしてもいいコンビだな!
こうしてワクワク二人旅が始まりますw

会話がとにかくかわいすぎるので、全部引用してしまいそうな勢いです。
というわけで、長くなったので次記事に続きます。

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