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ボニエトラ(跡地)

2012.10〜2019.10

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師匠

みんな大好き孔明さんwは、一言で言うと、いいとこ取りの無敵キャラですよね。
誰も勝てねえ。ピョン毛のくせにw

最初の印象だと、ふらっといなくなるし、いい加減だし、何考えてるかよくわかんないキャラなわけです。
そのくせ全部お見通しでね。
面倒見の良さもちょっと見え隠れしててね。
ホントずるいキャラだよね~。
まあ、そういうキャラがだんだん本音を見せてくる展開は個人的にやっぱり好きなので、その時が来るのを楽しみにしてました。
孔「そう、君との出会いも運命」
 「だから―――、待っていたんだ」
序盤のこの飄々と語ったセリフも、今となっては感慨深いですよ…。

というわけで、今回は師匠語り。
↓今回もめちゃ長いですよ。
三国恋戦記~オトメの兵法!~最初に孔明さんの本質の片鱗が見え始めるのは、やっぱり過去(黄巾の乱の時代)のエピソードでしょうね。

ちなみに、私の1周目のクリア順は、
玄徳→雲長→ノーマル→孟徳→仲謀→翼徳→子龍→孔明→文若→公謹→隠し、でした。
そんなわけで、初めて過去の亮くんが師匠だと私が知ったのは、雲長さんルートでした。
いやーもうびっくりしたわ。
プレイ順もあるけど、個人的に雲長さんルートは他にもいろいろとびっくりさせられることが多かったかも。

もひとつびっくりしたこと。亮くんの声って芙蓉姫の中の人なんですね。
何周もした後にエンディングテロップで知った…。


亮くんは幼き日の孔明だったこと。
孔明の初恋は花ちゃんだったこと。
しかもずっと想い続けてたこと。
孔明ルートを1度クリアして、こういうことが分かった上でもう1周すると、いろいろ考えちゃいますね。

隆中で初めて孔明が花ちゃんを見たとき、花ちゃんはまだ亮くんと出会う前の花ちゃんだったわけで、この世界に慣れてない、平和ボケしたただの女の子だったでしょ。
10年近く憧れて想い続けてたお姉さんが、ああして現れてがっかりしなかったのかな、とか。
それでも、昔花ちゃんに居場所をもらった恩を、ここで返してくれるわけですよね。
その後も時々出てきては、的確なアドバイスで花ちゃんを導いてくれる孔明。
自分の記憶の中の花ちゃんに成長するまで、見守ろうと思ったのかな~。
隆中で出会った時のことをのちに花ちゃんに聞かれて、「助けたいと思った」とは語ってましたけど。

過去で亮くんに出会い、花ちゃんが孔明からもらった言葉を、そのまま亮くんに伝えるところとか、いいよね。
亮くんが大きくなって、またそれが花ちゃんへの言葉として帰ってくるんだもんね。

亮くんは一応花ちゃんの弟子ということになってるけど、この頃から完全に亮くんの方がリードしてましたよねw
マセガキめw
下手に頭の回転もいいからなあ。あの歳にして晏而への牽制とか、恐るべし…。
亮「……花、結婚を約束した相手はいる?」
花「ええ?どうしたの急に?」
亮「晏而からまだ何も言われてないんだ」
花「? 結婚なんてまだ考えたこともないよ」
亮「じゃあ頼りにしてたり、尊敬してる人は?」
ちょっと考えた末に、師匠だと答える花ちゃん。
亮「ふうん……。師匠ってどんな人?」
未来の自分に嫉妬する亮くんw
花「基本的に何考えてるのかわかんないし、神出鬼没でいつもはどこにいるかわからないんだけど……」
 「すごく困ってたり、悩んでるときに現れて、答えまでたどり着けるように導いてくれる人だよ」
これを聞いて師匠のようになってしまったんだろうか、亮くんはw

本が光って、亮くんと別れ、過去から玄徳軍の部屋へ戻ってくる花ちゃん。
気付くと、目の前に笑顔の師匠。
この演出も憎いね。
でもこの時点ではまだ、花ちゃんは亮くんが孔明だってことを知らないんだよね。
孔「あれ、花。また突然出てきたね」
孔明はもう慣れっこなんだなw
花ちゃんが洛陽という単語を口にした時点で、孔明には、今花ちゃんに何が起こってたかがわかったのかな…。

玄徳軍の今後について、花ちゃんにヒントを与える孔明。
本を開き、そこに書かれていたことに驚く花ちゃん。
(これ……師匠が言ってたとおり……)
花「……師匠は全部予測してるんですか?」
孔「予測?数ある可能性から一つ選んだだけだよ」
 「ま、ボクもただふらふらしてるだけじゃないってこと。わかったかな?」
花「……はい。師匠って本当にすごい人だったんですね」
孔「今ごろわかったのー?」
不服そうな師匠がカワイイ。
そして続けます。
孔「これからも色々と忙しいよ」
 「約束を守らなくちゃいけないんだろ?亮くんとの」
花「え? なんで、知って……」
孔「……おかえり、花」
 「ボクはずっと君に会いたかった」
花「……?」
孔「まだ、わからない?」
あっさりと正体を明かす孔明。
孔「ボクが会ったのは確かに今の君だ」
花「師匠、だったんですか?」

花「どうして、助けてくれたんですか?隆中の、山の中で……。私、あんな何年も前と同じ姿なのに」
孔「……助けたいと思ったから」
 「あんな風に目の前から消えたんだ。同じ姿で同じように現れてもおかしくないとは思ったよ」
 「ただ、ボクが知ってる君とは違っていたけど」

(師匠が私を弟子として玄徳さんに紹介してくれたのは、今の私を知ってたからなんだ)
孔明さんの意外な内面でしたね。
これは反則でしょー。
だってもうプレイヤーは師匠に肩入れするしかなくなるでしょー!

玄徳軍で働くことになった孔明さんに、弟子として従う花ちゃん。
ここからの孔明さんは、師匠としての権限をふりかざし(?)誰よりも積極的です。

◇その1。膝枕事件。
突然の膝枕に最初は驚く花ちゃんですが、そのままうとうとしてしまいます。
気づくと、じっと見てる孔明。
孔「……」
花「あれ? 師匠、寝てなかったんですか?」
孔「……君はさ、もうちょっと警戒心を持つべきだよね」
 「それじゃあ、将来いい仲になった相手にも付け入れられちゃうよ」
この上目使いがねー、カワイイんだよね…。
孔「男はね、隙あらばって狙ってるものなんだよ。君はちょっとそういうことに鈍いみたいだからなあ」
 「他人の心を知るのは人を動かす上で必要なことなんだから、もう少し気をつけなさい」
花「でも、師匠は、そういう気をつけなくちゃいけないようなこととかなさそうですよね」
(いつも飄々としてて、ちょっとふざけてる感じだし)
孔「それって―――、好きな相手に触れたいとかそういう欲がなさそうってこと?」
花「はい」
孔「ないわけじゃないけど、隠すのがうまくなったかもね」
花ちゃん、この頃って孔明のことを全く異性として意識してないよね。
意識しないようにあえてしてるのかもしれないけど。
1周した上でこのエピソード見てると、孔明が不憫でならない…w
何だかんだ片思い期間も長いしさ、意外と報われない人なんだね師匠…(T_T)
花「師匠って好きな人とかいるんですか?」
孔「いるよ。大事な人」
花「ええ!」
孔「そこまで驚くこと?」
これ、意外とびっくり発言ですよね。
まあ、乙女ゲーだからそうでなくちゃ困るんだけどw
孔明ってそういう素振り見せてこなかったからね。
初回は素でびっくりしたし、2周目は2周目で、ここで好きな人の存在を明かしちゃうのが意外だと思ったし。
花「どんな人なんですか?」
孔「秘密」
花「私の知ってる人ですか?」
孔「……ううん。ここにはいない人だよ」
目の前にいるのにねえ…。
そしてまたもやびっくり発言。
孔「意外そうな顔だなあ。ボクだって恋愛くらいするよ」
 「大体、ボクの初恋は君だしね」
それも言っちゃうんだ!
いやー、どんどん殻を破ってきますよ、師匠が!!
この発言で、おそらく花ちゃんは孔明を意識し始めるわけですね。
そう考えると、これもまた孔明さんの計算の内だったのかとも思えるわけで。
さすがやで師匠…。

◇その2。おでこにチュー事件。
もっともらしい理由をつけて、花ちゃんの額に励ましのチューをする孔明さん。
さすがの花ちゃんもあたふたです。
(師匠はこんなことして、どきどきしたりしないのかな……)
孔「ん? 何?」
花「師匠は、なんとも思わないんですか?」
孔「なんともって?……ただのおまじないだよ。大したことじゃないだろ」
またまたー。と今となっては突っ込みたくなるw
一方の花ちゃんは、言葉通りに受け取って落ち込むわけですね。
孔「士元が来たときからちょっと様子が変だったよね。何か言いたいことがあるなら言ってみな?」
花「……」
 「……師匠は、どうして結婚しなかったんですか?」
孔「士元からそんな話聞いたんだ?」
 「あの時はまだどこにも仕官してなかったし、結婚する気もなかったからね」
花「好きな人がいたからですか?」
孔「……そうだね。それもある」
花「その相手がもういないのに、ですか?」
孔「……うん」
 「これはボクの気持ちの問題だから。相手がここにいるかいないかは関係ない」
 「それに、君にもね。関係ないだろ」
こうして突き放すんだもんなー、師匠は!
孔明としては、花ちゃんを元の世界に帰さなきゃいけないと思ってるわけなので、仕方がないんですが。
そんなんじゃますます花ちゃん、孔明を意識しちゃうよね。わかっててやってんのかな…。
それともホントに不器用なだけなのか。
抑えようとしてるけど抑えきれずに出してしまうだけなのか。

この後の士元さんと孔明さんの会話。(2周目)
孔「ただの弟子だよ。妙なことして、けしかけないでくれる」
士「けしかけるねえ……。あの子をか?それとも、お前を?」
孔「……どっちもだよ」
孔明ルートの2周目開放エピソードって、ちょっと遠回しな感じのが多いよね。
でもやっぱり孔明さんの抑えられた感情がちょっと見えて興味深い。

◇その3。東門之楊事件。
早朝に恋人の振りをしてと頼まれるエピソード。
もうこの頃には花ちゃん、バリバリ孔明さんを意識しちゃってますからね。
逆につらいわけですね。
花「……だ、ったら、こんなことしなくても、誰かと適当に付き合ったりすればいいじゃないですか」
孔「適当に、ってね。ボクのことなんだと思ってるのかな」
 「……本気じゃない相手なんかいらないよ。本気なら、そう簡単に手なんか出せないし」
これを聞いて、こんなことできるのは自分のことを何とも思ってないからだ、と泣きそうになる花ちゃん。
孔明さん、わかってて言ってるならひどいよなー。
でも…わかってても止められないのかもしれないと思うと切ない…。

この後、結婚を勧めてきてた官吏と言葉を交わす孔明。(2周目)
官吏「以前から私が振られっぱなしなのは、彼女のせいですかな?」
孔「……はい。ボクはもうずっと彼女しか見ていませんから。」
官吏「ふむ……忘れられない女性がいるというのは、断る口実かと思っておりましたが……」
孔「そう、器用なほうでもないんです。色々お気遣いいただいてすみません」
こんな時だけ本音だし(T_T)
本人に言えないのはわかるけどさー!

師匠がやりたい放題だったのはここまで。
この先は切ないエピソードが続きます。
芙蓉姫と話をして、ようやく自分が師匠を好きだと自覚した花ちゃん。
芙蓉姫曰く、孔明を見つめる目が、まぶしそうな、切なそうな目、だったらしい。
芙蓉姫の助言がまた的確なんだよね~。
花「全部、好きだからなのかな……」
芙「自分で気づいてなかったの?態度のほうが正直だったのね」
花「……そ、そんなにわかりやすい?師匠もわかってるのかな?」
芙「相手が玄徳様だったら多分気づかないだろうけど、あなたの師匠はねえ……。読めないわね」
玄徳さんはちょっと鈍感なところがカワイイんだけど、孔明は敏感すぎるところがまたいいんだよなあ…。
花「前に……師匠の好きな人のことを聞いたら、関係ないって言われたの……」
芙「……あの腹の中をよませないような人でも、そんなにはっきり言ったりするのね。ちょっと意外だわ」
花「……線を引こうとしてたのかな」
芙「花の気持ちを知った上で、あえて突き放そうとしてそんなことを言ったと思っているの?」
花「……うん」
芙「孔明殿とはあなたのほうが付き合いが長いんだし、私にはなんとも言えないけど……」
 「気持ちに気づいていたとしても気づかないふりくらいしてくれそうだけど」
花「迷惑だったとか……」
芙「弟子からの好意が?」
ごもっとも。
それにしても芙蓉姫はよく見てるよねえ。
芙「多分、あなたが思ってるより、あなたは孔明殿のことが好きだと思うわよ」
花「……ど、どうしよう。そうかもしれない」
芙「本当に自分で気づいてなかったのね……」
いい友達だなあ、芙蓉姫。
そして、ただ帰るのではなく、自分の今後をきちんと考えようと決意する花ちゃん。

その後の玄徳さんと孔明の会話。(2周目)
あの玄徳さんでさえ、孔明と花ちゃんの師弟関係に、それ以上のものがあることに気づいてましたよww
でも孔明さんの意志は固い。
師匠として、花ちゃんには幸せになってほしい、この国に引き留めて可能性をつぶしたくない、と思ってるようです。

本を開けばいつでも帰れる状態になった花ちゃん。
本の色が変わったことを孔明に指摘されて、花ちゃんは咄嗟にそのことを隠してしまうのですが、孔明はそれに気づいていた様子。

雑務に追われ、夜遅くまで仕事をしていた二人。
疲れてつい机に突っ伏して寝てしまった花ちゃんに、触れようとした手を引っ込めるわけですよ。(2周目)
孔「……冗談めかしてなら、いくらでも無欲なふりして触れられるのにね」
この不器用さも卑怯だよずるいよ師匠!
プレイヤーのハートをわしづかみだよ!

休みの日、花ちゃんを街に連れ出す孔明。
市井の視察と称し、花ちゃんの手を取って歩き回り、甘味を食べ、まさにデートします。
花ちゃんは、自分がこれからどうあるべきか、孔明の言葉を聞きながら何となく覚悟を決めていくわけですね。
やっぱり師匠のそばで支えていきたい、と。

その帰り。
何となく今までの出来事を振り返る二人。
孔明は語ります。
孔「君は師匠であって弟子でもあるっていうことだ。なかなかないよね、そんな師弟関係」

孔「ねえ、君にとってボクはいい師匠だったかな?」

孔「ボクにとって君はいい師匠だったよ。最初の一歩を踏み出させてくれた。ボクの人生が変わった」
そしてもう一度聞きます。
孔「―――ねえ、君にとってボクはいい師匠だった?」
花「はい……。いつも、迷ったときには答えを見つけるために導いてくれました。先に進めるように」
孔「うん、そうだね……」
わー!フラグだ!
師匠、ここで決心しちゃったんだね。
師匠は花ちゃんの行く先を導こうとしてるよ!!
…いやまあ、さっきこっそり本を持ち出した時から、もう覚悟は決めてたんだろうけど。

そしてその時がやってきます。
城に着いた二人。
孔「ねえ、君が隆中の山の中に突然現れたとき、君は自分の国に戻る道を聞いたよね?」

孔「その道は見つかった?」
花「……はい」
花ちゃん的には、この国に残って、孔明を手伝って行こうとようやく決心したわけですよ。
でも次に孔明が取った行動は。
孔「それは……」
 「この本の中に?」
スチル来た。
なぜか本を持っている孔明に、慌てる花ちゃん。
孔「もういらないんだ」
花「え―――」

孔「もう君はこの世界にいらないんだよ」
花「師、匠も?」
(いらないって思って―――?)
孔「うん」
笑顔のまま目を伏せる孔明。
今思えば、これが孔明の精一杯の言動だったんだよね(T_T)
ページをめくっていく孔明。
孔「―――ほら、お迎えの光だ」

孔「じゃあ、ね」
まだ何も伝えていないのに!と花ちゃんが心の中で叫んだところでエンディング。
これまた憎い演出!

エンディングが明けると、花ちゃんは決心していました。
師匠に必要とされなかったとしても、この国に残る、と。
本は消え、茫然と座り込む孔明のスチル。
孔「―――、どうして」
 「どうして、帰らなかったの」
花「―――だ、って」

花「わ、私、もっとちゃんと勉強して、本を使わなくても、師匠の弟子としてちゃんと―――」

花「だから、師匠のそばに―――」
次の瞬間、花ちゃんは孔明の腕の中にいるわけですよ。

来たよこれ!!
師匠!!やるね!
もういいもんね!全部さらけ出したって何の問題もないもんね!
いつ行くか?今でしょ!
孔「どうして帰らなかったのかなあ、この子は」
花「師、匠?」
(え? え? なんで?)
孔「挙句にそんなかわいいことまで言うと、どうなっても知らないよ?」
 「もう帰りたいって言っても、どんな手を使ってでも帰さない」
タガが外れた師匠。
あの飄々とした仮面の裏に、こんな熱い想いを隠し持ってるとかさーー!!
ここからの告白が、とにかくステキなんですよ。
ただ押し付けるだけじゃない、とにかく花ちゃん優先、でも抑えきれない、みたいな。
孔「……うそだよ。帰りたくなったら帰ってもいい」
 「だから、君が許してくれるだけ、そばにいてほしい」
 「もうボクからは手を放せない」
このセリフ!
やっぱりさっき自分から手を離そうとしたことは、最初で最後の、師匠としての精一杯の愛情だったわけですね。
頑張ってたんだね、師匠(T_T)
花「だって、いらないって……」
孔「君はこの世界にいてはいけない人間だから、いない人間だとずっと思ってたのに」
花「で、でも、師匠には忘れられない人が―――」
孔「君のことだよ」
一つ一つ花ちゃんの誤解を解いていく孔明。
もう全部引用せずにはいられないw
孔「君がよかった。君だけしかいらなかった。ずっと前からこの世界にいない君のことだけを……」
花「―――そ、んな」
 「ま、また、何かだまして―――」
孔「そう思ってくれてもいいよ。今言うことが全部冗談だって思っていい」
 「そのほうが君の足かせにならないなら」
いつか別れるとわかっていたから、花ちゃんはここにいない人間だと自分に言い聞かせていたという孔明。
孔「うまくいったと思ってたんだけどな……」
花「ほ、んとうですか?」
孔「―――冗談だよ」
花「……―――うそ、です」

孔「冗談でもいい。冗談だって片付けていいんだ」
まだ一歩引いてる感がね。泣けるね師匠。
そんな孔明に腕を回し、花ちゃんは言います。
花「師匠のことが好きです。冗談だなんて思いたくないです」
孔「―――」
花「師匠?」
孔「……―――参ったよ。ボクの負けだ」
花「―――」
孔「ごまかせないくらい君のことが好きなんだ」
これ!!この殺し文句!!
孔「ずっと―――。今までもこれからも、君のことだけが」
これも、ホントのことだもんなあ。
一途すぎるよ師匠!!
もうさ、無敵でしょ。こんなの。
誰も勝てないでしょww
幸せにおなり!!

師匠ルートの後日談も良かったなー!
本編は結構じんわりほっこりって感じだけど、後日談はキュンキュンした!
孔明が長いこと花ちゃんを想い続けてたのは、正真正銘本当のことだった、その証拠が出てきますからね。
乙女の夢ですよね、これは。
ホント師匠はずるいよww
その10年分の手紙に対して、花ちゃんが返事を書くわけですよね。
その短い手紙を目の前で読む孔明。
花「……」
 「…………?」
 「……師匠?」
(読むのに時間がかかるような長さじゃないはずなんだけど、どうしたのかな……)
次の瞬間、花ちゃんを抱きしめる孔明。
ぐお!不意打ち!
この意外と感動屋さんなところにまたもやキュンでした。

ハイ、おしまい。
次は仲謀行きますよ。

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