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ボニエトラ(跡地)

2012.10〜2019.10

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七星のスバル 原作雑感

◆七星のスバルの原作本、全8巻、読み終わった~!!!
というわけで、アタマワルイ感想行きますw
核心的なネタバレは避けてるつもり。

◆やっぱりアニメはだいぶ端折られてたんだな、と思った。
当たり前だけど、原作の方が心の動きが丁寧に描かれてるので、納得度が高かったかな。
◆陽翔をめぐる旭姫と咲月の関係、アニメじゃ旭姫の一人勝ちっぽいとこあったけど、原作ではちゃんとライバルしてんだよな。旭姫も、陽翔と咲月に嫉妬してるシーンがあったり。
◆あと、陽翔が旭姫を、旭姫が陽翔を守るっていうあの約束。あれもそこに至るまでの経緯にきちんと理由があった。その説明がアニメでは足りなくて、ちょっと軽くなっちゃってたなーと。

◆陽翔がゲームオーバーになったパラレルワールド。誰も死んでないし、スバルのメンバーも揃ってる、そんな世界からあえて陽翔が元の世界に戻る選択をしたのは、旭姫が選び取った世界で、その旭姫を守りたかったから、だったんだね。原作のおかげでやっとわかった^^;
◆恋愛エピソード。これもアニメよりも原作の方が、各々の気持ちに深く入り込めたかも。
咲月も貴法も希も、それぞれ相手を好きになるきっかけのエピソードがきちんと描かれてたし、陽翔と旭姫も、結ばれるべくして結ばれたな、みたいなとこあった。
フラれた後の咲月は、その後も陽翔を想い続けるわけだけど、それがまたサバサバしてていい。応援したくなるw
◆いろいろと謎の多かったクライヴは、家族との関係に問題を抱えてて、なかなか辛い少年時代を送ってた。彼もまたスバルに救われた1人だったんだな。
◆フェスティバル回が楽しかったw お金を工面するスバルの面々のエピソード、ああいうの好き。

◆やっぱり原作で盛り上がったのは6巻7巻と0巻だったな、と個人的には思った。
まさにここからが本番!ってとこでアニメは終わっちゃったんだなと。もったいない!
もうゲームの話じゃなくなってたけどもw アニメで語られてた部分は、すべてラスボスのあの人の手のひらの上で転がされてただけっていうね。
◆そんな圧倒的ラスボスを倒すために、センスを駆使して戦略を考えて、戦いの中で成長していくのが7巻。あの頭を使って敵の裏をかいて攻略していく感じはジョジョっぽかった。
◆0巻はエリシアのエピソード。個人的には凄絶な「絶対階級学園」(乙女ゲー)だったな。これ読んだ後に7巻を読むと、エリシア目線になるね。エリシアはやっぱり孤独に戦ってた。そんなエリシアを受け入れてくれたスバル、いいチームだな!って思った。

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